スマホの動画を保存するには?DVDに焼く方法やUSBメモリへの保存方法を紹介

本記事では、スマホの動画を別媒体へ保存する方法や、動画が大量にある場合の最適な保存方法を紹介します。最後まで読めば、媒体別への保存の手順やポイントがわかるため、ぜひ参考にしてください。
目次
スマホの動画を別媒体へ保存する方法【iPhone・Android対応】

スマホの動画を別媒体に保存する方法には、主に以下の4つが挙げられます。
- クラウドサービスを活用する
- パソコンに保存する
- USBメモリ・SDカードに保存する
- DVD・Blu-rayディスクに焼く
それぞれの手順やポイントを解説します。
クラウドサービスを活用する
スマホの動画を、クラウドサービスにアップロードすることで保存できます。クラウドサービスは、インターネット経由でデータの保存や共有などができるサービスです。iCloudやGoogleドライブ、DropBoxなどさまざまなサービスがあります。
保存したい動画を選択して「共有」ボタンをタップし、共有先からクラウドサービスを選択すれば保存できます。クラウドサービスに保存した動画は、インターネットに接続できる環境であれば、いつでもスマホやパソコンから確認できるのが特徴です。
クラウドサービスを利用するにはアカウント登録が必要なため、事前に登録を済ませましょう。
また、無料で利用できるストレージ容量には上限がある点にも注意が必要です。動画の容量が大きい場合や本数が多い場合は、月額料金を支払ってストレージ容量を増やすことになります。
パソコンに保存する
スマホをUSBケーブルなどでパソコンにつなぎ、動画データをパソコン内に保存する方法もあります。iPhone・Androidのスマホからパソコンに保存する方法は、それぞれ以下のとおりです。
| Mac | Windows | |
|---|---|---|
| iPhone | 1.iPhone側で共有したい動画を選択し、「共有」ボタンからAirDropを選択する 2.送信先のMacのアカウントを選択する |
1.USBケーブルでパソコンに接続する 2.パソコンのデバイス一覧に表示された「Apple iPhone」を右クリックして、「画像とビデオのインポート」から選択する |
| Android | 1.USBケーブルで接続して「イメージキャプチャ」を起動する 2.一覧から保存したい動画と保存先を選択し、「読み込む」をクリックする |
1.USBケーブルでパソコンに接続する 2.スマホ側でアクセス許可を承認し、パソコンで「エクスプローラー」を開いてデバイス名をクリックする 3.一覧から保存したい動画を保存先へドラッグ&ドロップでコピーする |
USBメモリ・SDカードに保存する
スマホにUSBメモリやSDカードなどの外部ストレージを直接接続して、動画を保存することもできます。
iPhoneの場合、Lightningポート対応のアダプターを使用してUSBメモリやSDカードのカードリーダーを接続し、動画の「共有」ボタンからUSBメモリを選択すれば保存が可能です。
Androidの場合は、USBメモリを接続してから動画を選択し、保存先にUSBメモリを選択して「コピー」をタップします。AndroidはmicroSDカードを挿入できる機種もあるため、動画の保存先をmicroSDカードに設定して、自動的に保存することも可能です。
USBメモリやSDカードを直接接続できるかどうかはスマホによって異なり、コネクタが必要な機種もあるため事前に確認しましょう。直接接続できない場合、一度パソコンに保存し、パソコン経由でUSBメモリやSDカードに動画を保存することもできます。
USBメモリやSDカードは他の保存媒体に比べてコンパクトであり、かさばらずに大量の動画を保存できるのがメリットです。ただし、動画を見る際にはスマホやパソコンなどにつなげる必要があります。
DVD・Blu-rayディスクに焼く
動画を一度パソコンに保存したうえで、DVDやBlu-rayディスクに焼いて保存する方法もあります。
パソコンのドライブに空のDVD・Blu-rayディスクを入れ、保存したい動画を選択してドライブの書き込みリストに追加し、「書き込みを開始」ボタンをクリックすれば保存できます。
DVD・Blu-rayディスクであれば、長期間にわたり高画質を保ったままでの保存が可能です。また、焼き増しできるため他人にデータを渡しやすいでしょう。
なお、動画の保存や再生時には、ディスクを読み込むためのドライブが必要です。パソコンに搭載されていない場合は、外付けドライブを準備しましょう。
スマホ内に動画が大量にある場合の最適な保存方法は?

5GBを超えるほどの大量の動画があるなら、以下のような保存容量が大きい媒体を準備して保存するのがおすすめです。
- 大容量USBメモリ
- 外付けハードディスク
- Blu-ray
など
クラウドサービスの場合、動画の容量が大きければ課金が必要になる可能性があります。無料で利用できる容量は、たとえばiCloudなら5GBまで、Googleドライブなら15GBまでと、サービスによって異なります。大量の動画を保存することで、他のデータを保存できなくなってしまう懸念もあるでしょう。
また、パソコンはハードディスク容量に余裕があればよいですが、容量が逼迫すると動作に影響することがあります。スマホやパソコンの動作に影響しない方法で大量の動画を保存するなら、保存容量が大きい媒体を選びましょう。
スマホの動画を別媒体に保存するメリット

スマホで撮影した動画を別媒体で保存するメリットには、以下の3つが挙げられます。
- スマホの容量を空けられる
- 動画の破損や紛失を防げる
- 動画を劣化させずに共有しやすい
それぞれ解説します。
スマホの容量を空けられる
動画を別媒体に保存することでスマホの容量が空けられるため、容量を気にせずスマホを利用できます。
動画はデータサイズが大きいため、スマホの容量を圧迫しやすい傾向があります。スマホの容量を空けるために動画を削除する経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
他の媒体に動画を保存すれば、容量を空けるために動画を削除する必要がなくなります。さらに、スマホより大きな容量の媒体に保存することで、大量の動画を削除せずに残せます。
動画の破損や紛失を防げる
別の媒体に保存しておくことで、万が一データやスマホそのものが破損・紛失しても動画を残せるのもメリットです。
動画を保存しているのがスマホだけの場合、スマホを壊したり失くしたりした際に動画のデータを完全に失う可能性があります。USBメモリやDVD、クラウドサービスなどに保存しておけばそれがバックアップとなり、動画を長期間残しやすくなります。
動画を劣化させずに共有しやすい
画質を落とさずに動画を共有しやすくなるのも、別媒体に保存するメリットの一つです。
スマホ同士で動画データを共有する場合、容量が大きいため圧縮しないと共有できないことがあります。また、SNSで共有する場合は自動で動画が圧縮され、画質が劣化することもあります。
別媒体へ保存していれば、圧縮する必要がないため高画質のままでの共有が可能です。大切な思い出の動画も、きれいな状態で共有できます。
スマホの動画を別媒体へ保存して大切な思い出を残そう!

スマホで撮った動画を別の媒体に保存しておくと、スマホの容量確保や動画の誤削除防止などにつながり、大切な動画を長く残せます。
スマホの動画は、クラウドサービスやパソコン、USBメモリ、DVDなどに保存できます。動画の保管や共有のしやすさなどを考慮して、保存する媒体を決めましょう。