DVDダビングを業者に依頼するメリット
ダビングを業者に依頼するメリット
ビデオテープ(VHSなど)については、機材がすでに絶版となっておりご家庭にないことがほとんどなので、そもそもダビングが出来ないといった点から高い需要がございます。
また、昔の機材をお持ちであったとしても、そちらを引っ張り出してきて配線を行う必要があるだけでなく、録画されている時間と同じだけダビング時間が必要になってしまう上、機材の操作を行うのが面倒であったり難しいと感じられたりすることもありますので、弊社にご依頼いただくことが多いです。
アナログのデータをデジタルに変換する際に画質を上げることは不可能ですので、質自体は自身で行う場合比べて、劇的な差があるわけではありません。
120分のVHSを3倍速で録画される方が多く、この時点ですでに画像は荒くなってしまっています。
デジタルの世界では0と1の信号で保存されるため変化のしようがないですが、アナログですと物理的に変形してしまったり、傷が入ったり、カビが生えてしまったりと、経年劣化を受けやすいですね。
そのように劣化したものは特に、画像に線が入ってしまうことが多いです。
「自身で行う場合と劇的な質の違いはありません」と申しましたが、このような線を消す程度のことであれば対応させていただいております。
ただし、画像ソフトを活用して編集するといったところまでは行っておらず、ビデオプレイヤーに付属の機能である「トラッキング」を活用して可能な範囲になります。
「トラッキング」とは、テープを送るスピードをコントロールして、ノイズが発生しにくいよう、テープに記録されたトラックの上を正しく再生ヘッドが通るように調整する操作のことです。
こちらを活用して線(ノイズ)を極力除いた状態のものをデジタル変換させていただいています。
上記の通り、面倒であるダビング作業を自身で行わなくて良いから楽なだけでなく、自身で行うよりも多少なりともきれいにダビングを行うことが可能、といった点がメリットになりますので、眠っているVHSをお持ちの方はこれ以上劣化して再生できなくなってしまう前に、ぜひダビングしにいらしてくださいませ。